クラシックのイベント統計を取っている” Bachtrack”というウェブサイトで2016年の統計結果が発表されました。その結果によると2016年は日本が最もロマンティックだったという結論が導かれたそうです。
32,000件にもわたる各国の音楽イベント(コンサートなど)の統計の結果、ロマン派の音楽が最も演奏されたのが日本だったというお話でした。

上のグラフでは青=バロック音楽、緑=古典派、黄色=近代、オレンジ=コンテンポラリー、赤=ロマン派と色分けされています。
イギリスのバロックの比率が高いことやアメリカの近代が高いことなども、なんとなくわかる気がしますが、同様にコンテンポラリーも高めですね。楽しんでるという印象を受けます。またフランスでのバロック率の高さも頷けます。
対して日本ですが、、バロックの比率がとても低く、ロマン派が非常に高いですね。日本に居ればこの傾向にはご納得される方も多いのでは(笑)?
楽曲のチョイスについてもロマンティックですが、今回の情報には演奏時間帯も言及されていました。それによるとヨーロッパで午後(2pm~5pm)に演奏会がある割合は8パーセントに対してアジアは28パーセントだったとか。ランチのあとお茶やデザートを経てからコンサートという情景が浮かびますね。
bachtrackからのインフォグラフィックスを掲載しておきます。英語ですが見て楽しんでいただければ幸いです!