ストラディヴァリ1698″Joachim”/ホワイトで完成

取り組んでいたストラディヴァリのロング・パターンがホワイトで仕上がりました♬

ネックの加工からは仕上げに集中しすぎて撮影できませんでしたが、無事にホワイトとして仕上がりました。”タイタン”のニスも同時進行だったので気になることが多く、ゆっくりと撮影ができませんでした。

仕上がった362mmのロング・パターンはこちらです。

ロング・パターンの表板側
ロング・パターンの表板側
ロング・パターンの裏板側
ロング・パターンの裏板側

アウトライン的にはなんとなく「撫で肩」「優美的」といった印象ですが、これだけではスタンダードとされているストラディヴァリ楽器との違いは解りづらいことと思います。

そこで、スタンダードである356mmのストラド・モデルと並べました。左側がスタンダードなモデルです。指板は膠付ではなく養生テープで固定しているだけです。

左が標準サイズのストラド・モデル(表)
左が標準サイズのストラド・モデル(表)
左が標準サイズのストラド・モデル(裏)
左が標準サイズのストラド・モデル(裏)

わずか5mmの差ではありますが、ボディの長さは明らかにロング・パターンの方が大きいだけ、その印象が変わることが見て取れるでしょうか。

アッパー・バウツ(くびれの上、1/3部分)の縦方向への伸び方が違っていることが良く解っていただけると嬉しい限りです。ロング・パターンの特徴ですが、個人的にはこの伸び方が優美さを醸し出しているように感じています。また縦長になっているせいか、スタンダードな楽器と比較すると楽器自体の幅も、わずかながら狭くなっているような印象です。

改めて確認のためにモデルとしたロング・パターンのヨアヒムを掲載します。撮影の角度の違いで少し印象が異なるかもしれませんが、参考になればと思います。

A. Stradivari, Cremona, 1698, the 'Joachim, Kortschak, Field'
A. Stradivari, Cremona, 1698, the ‘Joachim, Kortschak, Field’

初めてロング・パターンに取り組みましたが、思った通りのアウトラインに仕上がり満面の笑みです。こうなるとニスの色合いの構想を組み立てる甲斐があるというもの。

肝心の音色についてはおそらくですが、ロング・パターンではスタンダードに比べて上ナットと駒位置の距離がやや長めになっているので芳醇な音色が期待されることであろうと感じています。弦長が長くなるので音響的にも豊かになるものだと予測を立てています。楽しみで仕方がありません。

 

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