ヴァイオリンは音の鳴る箱、サウンド・ボックス

今は表板のチューニングに取り掛かったところです。

とは言っても現段階では前半で、下準備となる目安の厚みになるように板厚を調整している段階です。ですので本格的なチューニングは後半となります。ウィトルウィフス君も手伝ってくれました(笑)

厚みを均等に揃えることもひと段落
厚みを均等に揃えることもひと段落

 

板のチューニングはとても奥深く、常に学ぶべき事や考察すべきことが姿を現して来ます。自問自答が続くわけですが、終わりはありません。
そのようなこともあって、楽器の難しさを身をもって実感している最中です。

楽器製作の難しさ
楽器製作の難しさは外観の見せかけだけでは楽器にはならない点が挙げられるのではないでしょうか。

ヴァイオリンの形をしていればヴァイオリンのような音は聞こえるのかもしれません。。
音色は「?」かもしれませんが。。。

例えば、中が空洞の箱を叩けば音がします。その箱や置かれている条件によってはとても良い音色となるかもしれませんし、雑音にしか感じられない場合も。。

ヴァイオリンに限らないのですが、ここではヴァイオリンについてなのでヴァイオリンで考えます。

ヴァイオリンの場合
ヴァイオリンとなるためには「表板のみならず裏板のチューニングが施されているかどうか」は勿論、そのチューニングの「設定」から「その他のパーツ」に至るまでの「調整が出来ている」のかどうかという部分が結果として現れます。

ヴァイオリンの音色は、「音色(おんしょく)」「倍音」「和音の融け具合」「輪郭」「芯の通り方」、、、などなど言葉では言い表せない程多くあります。
それらの要素が、複雑に絡み合った結果の音色(ねいろ)と言えましょう。

そしてもう一つの難しさは、その「結果」としての音色なのですね。
十人十色、いえ、百人百色とでも言えるかもしれません。
個人の好みがあるので正解は見えづらいので難しい点です。
それでも方向性は見えていますので、いかにベクトルをその方向へ向けさせるのかという部分がポイントになるのだと感じています。

ヴァイオリンは音の鳴る「箱」
最初に例として挙げた「箱」ですが、突き詰めればヴァイオリンも同じ「箱」であることは忘れてはいけないことだと思います。
とてもシンプルであるという事が、逆に奥が深い理由でもあると感じています。
この「箱」をいかに整った条件にするのか。。

色々と考えて行動しても、一旦は「箱」という事に辿り着くものの、再び考えが巡ってしまうという事の繰り返しです。
もう何周目かわかりませんが、これからも巡り続けてゆくのだと思います。

では、チューニングに移ります!

チューニングはスクレイパーで
チューニングはスクレイパーで

 

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