オプティマの新作「弦」トリコロール

オプティマはドイツに本社を置く弦の総合メーカーで弦楽器全般の弦を製造しています。ヴァイオリンではレンツナーのゴールドブロカットを引き継いで、現在のゴールドブロカット・シリーズを製造し、プレミアム・ラインとしてブラスや24カラットのE線を加えています。

そのオプティマからのヴァイオリン弦が2017年、上海でのミュージック・チャイナ(10月中旬)にて発表されました。厳密には新作ではないのですが、改良されて刷新されたという意味で新作と言えるかもしれません。

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その新作「弦」は、ハイフェッツのサウンドを再現するというコンセプトのもとに製造されていたトリコロールという銘柄の弦をオプティマが引き継いで改良したものです。

トリコロールと呼ばれますが、現在はオプティマのトリコロールと呼ぶ方が正しい気がします。

 

 

ハイフェッツと同じセットアップであるスチールE線、プレーンガットA線とD線、そしてガット弦のシルバー巻きG線で構成されており、非常にウォームなサウンドというのが第一印象でした。

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湾曲率を低く抑えるため、大きく巻かれておりエンベロープも大きくなっています

セットアップについてはハイフェッツのジャケット写真からもA線とD線がプレーンガットであることが確認できます。下の画像はわかりやすいようにナット部を拡大しています。

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ライト、ミディアム、ヘヴィーと各テンションが揃っていますが、E線はいずれもゴールドブロカットの0.26がセットになっています。これはハイフェッツが柔らかいスチールE線を好んでいたことに由来しているとのこと。

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では、オプティマが加えた改良点はというと、原材料の羊腸を成長しきった羊ではなく両腕で抱えることができるほどの仔羊の羊腸に変えたということでした。これにより吸湿性が抑えられてチューニングの早期安定性に結びついたという説明でした。

実際にトリコロールを張ったデモンストレーション用の楽器を上海から日本に持ってきた際にもほとんど狂いがなく驚いたというお話もいただきました。

ただ、これについては環境や楽器(ペグの状態等)との相性もあると思いますので、参考までに捉えていただければ幸いです。

それにしても柔らかくウォームな音色でしたので、ハイフェッツのサウンドがお好みの場合はもちろん、室内楽などでも良い印象を得られると感じました。なお、ミディアムとヘヴィーは僅かな差しかないとのことですので、ガット弦の一般的なテンションも考慮してご決定しても良いかなと感じました。

演奏においてはプレーンガットの音程の取り方や弓圧などナイロン弦とは異なりますので、その点はご留意ください。

張り方については、各弦のテールピース側は玉結びされてフェルトが通されているので一般的なナイロン弦と同じ張り方です(テールピースに通すだけです)。オリーブのように輪は作られていません。

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こちらの動画でも弦のセットアップを観察することができます。

 

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