アンドレア・アマティ1573″Payne”/厚み出し

トップ画像の通り、ノミで荒削りを進めていました。何も考えず(少しだけ気を使いますが)にサクサクと削ってゆくことが出来るので、とても気楽なものです。

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アンドレア・アマティ1573″Payne”/表板と裏板の切り出しなど

大型連休のGWも終盤を迎えつつありますが、良い思い出は残りましたでしょうか?

このGWの期間、工房では”アンドレア・アマティ”モデルに取り掛かる傍、修理/調整などをじっくりとこなしておりました。。

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ストラディヴァリ1698″Joachim”/サウンド・ボックス ~1~

表板へのバスバー取り付けと整形・チューニングが終わり、裏板のチューニングも終了を迎えました。

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ストラディヴァリ1698″Joachim”/F字孔

ヴァイオリンの表板:スプルースにF字孔を開けました。トップ画像ではまだパーフリングを象嵌していませんので、少し締まりがないような印象です。
慎重に手がけると気がつけば数時間があっという間に過ぎているということも多々ありますが、このF字孔もそういった類の加工と感じます。

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ストラディヴァリ1698″Joachim”/削り出し

ヴァイオリンの表板と裏板のアーチが満足できる程度まで仕上がったので、内側を削り出してゆきます。ここからは音色に関わる工程なので、期待もあれば緊張もします。

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ストラディヴァリ1698″Joachim”/アーチの追込み

やや暖かい日差しを感じながらもストラディヴァリのロング・パターン / ”ヨアヒム”1698 のアーチングに時間を費やしていました。

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ヴァイオリンの素材はどのように準備されるのか

ヴァイオリンの素材はスプルースとメイプルですが、これらが素材の状態はどのようなものか、またその準備の様子を見ていただこうと思いました。

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ストラディヴァリ1715 “Titan” バスバー

表板の裏側のG線側の真下に位置する棒状のパーツ、バスバーを接着し、整形しました。
バスバーはイタリア語で”Catena”、英語で”Bass Bar”、日本語では”力木”とされています。
イタリア語では「チェーン」の意味で英語では「低音側の枕木」日本語では支えるという意味合いがあるような印象です。

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ヴァイオリン / F字孔のファンクション

前回は音色に関わるF字孔がどのような変遷を伴って発達し、その形状がどのように音色に関わっているのかを書きました。今回はそのF字孔の機能性に焦点を当ててみたいと思います。

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ヴァイオリン / F字孔が与える音への影響

ヴァイオリンのF字孔は洗練されたデザインでボディのアウトラインと合わさることで華麗さを感じさせられます。ではこのヴァイオリンのF字孔はどのような役割を果たしているのでしょうか。

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ストラディヴァリ1715″Titan”/今日は18グラム分の削り落としを

こんにちは。雨が続いたり、寒さが厳しくなったりと本格的な冬を感じます。こちらより北の地域は雪があるところも。

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グァルネリ・デル・ジェス1741/表板のアーチ

モデル: グァルネリ1741の表板が仕上がりまで95%ほどの位置につきました。

アーチの高さは15.5mmで高くはありませんが低くもない、ほどほどの高さです。板の厚みは、最も厚い部分: 中央部の3.0mmで最も薄い部分: アッパー・バウツのE線側の淵で1.9mmです。

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