グァルネリ・デル・ジェス1741/グレイジング

下地の準備とベースになる色合いが決まったので、グレイジン(着色)で色ニスを重ねて行きます。

透明色の色ニスを重ねてゆくことで、徐々に色の深みが出てくるのでニス塗りの一番面白い行程だと感じています。光の種類(自然光や白熱灯、蛍光灯など)で色の見え方が変わりますので、どの程度に色を付けてゆくかは悩みどころですが、確認作業も面白いものです。

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グァルネリ・デル・ジェス1741/ひと段落

ニスの過程では段落があり、その都度で進めるべき方向性を再確認しています。

表板であるスプルース材は裏板その他のメイプル材よりステインの着色の影響を受けやすいので、色合いが濃くなりがちです。今はその差を埋め終わった段階で、これから本格的な色付けへと進めて行きます。

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グァルネリ・デル・ジェス1741/ニス、急がば回れ

楽器と同じくらい、若しくはそれ以上に語られる機会の多いニス。もちろん奥が深いです。

ニスを作る事から始まり、塗り方やその塗り重ね方、そして仕上げまで続く訳です。これには木工と違い、じっと耐える忍耐力が必要となります。待つことです。

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グァルネリ・デル・ジェス1741/ホワイトにて完成

あけましておめでとうございます。

2016年が始まりました。2015年末から目の調子が悪く、ふさがった状態だったので2015年中に仕上げるつもりでいましたが、若干ずれ込んでしまいました。

気持ちが焦る時は離れた方が良いと自分に言い聞かせながら我慢していましたので、目が完治してからは随分と没頭したものです。ネックの太さ、厚みなどに悩みつつもひと段落です。

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グァルネリ・デル・ジェス1741/板から箱へ

これまでの作業の成果が目に見える行程なので、結構好きです。

また同時に、これまでの作業はパーツを作ることだったということを改めて考える場面です。

どんなものでも小さなものが集まって1つのものに成り立っていることが常ですが、小さなものが相互に関係しているということも考えさせられます。

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グァルネリ・デル・ジェス1741/ネックの準備

スクロールも後は角を落として微調整するだけという状態になったので、だいたい仕上げた指板を簡単に接着してネックの整形に入ります。

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グァルネリ・デル・ジェス1741/スクロール – 2

スクロールの荒けずりは終わっていたので渦巻き部分の面の彫り込みと縦の彫り込みを行いました。

渦巻きの面を彫りこむとこれまで平面的だったスロープがくっきりとして精悍になってきます。傾斜をつけすぎず、控えめすぎずに施すことが今は好みです。グッと掘り込んでいるのももちろんカッコ良いですし、あっさりしているのも上品です。ポイントはバランスよく仕上げるということですが、それこそが難しいですね。

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