これまでの作業の成果が目に見える行程なので、結構好きです。
また同時に、これまでの作業はパーツを作ることだったということを改めて考える場面です。
どんなものでも小さなものが集まって1つのものに成り立っていることが常ですが、小さなものが相互に関係しているということも考えさせられます。
表や裏板、横板のそれぞれの状態をベストにすることと同様にそれぞれが合わさることで生まれる「事象」も思慮しなければなりません。ヴァイオリンという小さなものにも多くの要素が絡み合っているので、どこまで理解を深めることが出来るかという挑戦は本当に面白いです。

