昨年観た映画の一つに『パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト』というものがあったことを回想していました。
パガニーニの伝記的な映画でストーリーとしてはまあまあだったのですが、その演奏と演出がとても良かったことを覚えています。その時は軽く見流すように観ていたので、キャスト等は気にしていませんでした。
これとは別ですが最近、デイヴィッド・ギャレットのクロスオーヴァー曲をよく聞いているのですが、次第に彼に惹かれている自分に気がつきました。パールマンに師事している際に収入を得るためにモデルをしたりと多才ですね。話し方もとても柔和で人柄が伝わります。デイヴィッド・ギャレットを知ったきっかけはメタリカやニルヴァーナ、ガンズ・アンド・ローゼズなどのカヴァーした”ロック・シンフォニーズ”というアルバムだったのです。その魅力に惹きこまれて彼のクラシック曲のアルバムなども聴くようにも。
昨日のことですが、パガニーニを観返していて気づいたのでした。
このパガニーニはデイヴィッド?と。
調べてみると
“19世紀前半のイタリアの伝説的天才ヴァイオリニストであるニコロ・パガニーニの波瀾万丈の半生を、「現代のパガニーニ」とも言われる人気ヴァイオリニストでモデルのデイヴィッド・ギャレットの主演および製作総指揮で映画化した音楽伝記映画であり、ギャレットが5億円の名器「ストラディバリウス」を使って劇中で演奏を披露している”
とのことではないですか。
知らないうちにデイヴィッドさんの魅力に引き込まれていたのですね(笑)。
この映画も製作総指揮、出演、音楽ともにデイヴィッドさん。その多才ぶりに改めて驚きました。
因みにパガニーニは”IHS”印の入ったジュゼッペ・グァルネリ、いわゆるグァルネリ’デル’ジェスのカノンを愛していたことはよく知られています。
なんだか点と点が繋がって線になった喜びを感じたので徒然と書いた次第です。